トランプ大統領から学ぶビジネス思考

2017年1月20日、ついにドナルド・トランプさんが第45代アメリカ大統領に

就任されます。

昨年の大統領選では様々な知識人がヒラリーさんか、トランプさんかの予想をしていましたが、

皆さん予想を外されていましたね。

僕もこの結果には素直に驚きました。

歴代の大統領と比較してもダントツに低い40%という支持率でスタートするトランプさん、

彼の政治的な言動には賛否ありますが、ビジネス的には大いに勉強するべき視点があります。

政治的な観点では、選挙期間中の言動がどういう意図からなのかは簡単にはわかりません。

単なるパフォーマンスなのか、戦略なのか、真意なのか。

それはこれからの実際の政策をしっかり着目していく必要があると思いますし、

日本人としても今後大いに影響を受ける事になると思います。

ただ、ビジネスの世界では彼は5000億円の資産を築き、一般的な見解では大成功をした

といえます。

そのトランプさんの

“自由奔放でストレートな言動”

という側面に着目してみると、ちょっと面白いのではないかと思います。

トランプさんの言動って、あまり大人っぽくないと思いませんか。

簡単にいうと子供みたいですよね。

CNNの記者の質問にたいして

「お前は偽ニュースだ」、

「お前には質問の機会を与えない」、

というまさかの対応をしていました。

いやいや、それはおかしいだろう・・まずくないか・・というのが大人の常識で、

仮にですが、僕がトランプさんの立場だった場合たとえ相手が嫌いな記者でも、

ぐっとと自分を抑えて質問はさせていると思います。

(後でどんなふうに叩かれるかわかりませんからね。言論の自由だ、なんて)

まるで感情むき出しの子供のように、好きは好き、嫌いは嫌い、という感じですよね。

たしかに世間一般的には批判を受けるような対応だと思いますし、実際にテレビでは

多数のコメンテーターが批判を繰り返していました。

ただこれからの時代はトランプさんのような姿勢も大事になるのではないかと思います。

常識に囚われず、ストレートに自分を出すという事ですね。

もちろんそういう事をすれば敵は作ります。

質問をさせてくれなかったCNNの記者だって絶対良くは思っていないですし、トランプさんの記事を書く時もあまり良くない感情が文章にも反映されると思います。

だから普通の大人は、なるべく敵を作らないように、要領良く生きる為に、

大人の振る舞いをするのです。

会社やビジネスの場は大旨そういう常識的な大人で構成された世界です。

周りが大人な対応をするなら、自分はそれとは逆の事をすれば面白いと思いませんか。

自分を商品として考えるならまさしく差別化ですよね。

全ての人から好かれたり、全ての人から評価される必要はないのですよ。

トランプさんだって、支持40%に対して、不支持50%です。

政治の世界で40%の支持でいいかはわかりませんが、ビジネスでは40%支持され、

40%のシェアを取れれば大成功ですよね。

大人の対応をし、その他大勢の中に埋もれてしまうより、ストレートに自分を表現する事で

敵は作ったとしても、自分を理解してくれる人、共感してくれる人と一緒に仕事をするべき

だと思います。

それにそっちの方が楽しいですよね。

楽しいというポジティブな感情は周りにも伝わり、周りの人間も楽しくさせますよ。

みんな敵を作る事に過剰なまでに怯えていませんか。

日本人は特に苦手な人が多いいようですが、プライベートな人間関係でも、ビジネスの場でも、

もっと自分らしさをストレートに表現するべきです。

その発言が悪意に満ちていない限り、全ての人が敵になる事は有りえません。

必ず理解してくれる人はいます。勇気と自身をもって下さい。

それではまた!

PS.

オバマ大統領の就任式では世界の歌姫ビヨンセさんが国歌斉唱をしましたが、

今回はジャッキー・エヴァンコさんという16歳の女性が歌うみたいですよ。

ちなみにこの人以前”行列のできる法律相談所”にも出演したみたいです！

PPS.

トランプさんの大統領専用車は、オバマ氏が使用していた通称「ザ・ビースト」を

さらに17億円かけて改良した”モンスターカー”だそうです。

17億円の新車ではなく、もともとセキュリティが相当しっかりしている大統領専用車の

カスタマイズ代が17億円、だそうです。。。

敵も多いいトランプさんだから、念には念を入れ、さらにもう3つくらい念を入れて

セキュリティ強化をしたのですかね～