沖縄のビーチで昼寝をする加藤清正

人生は紙飛行機
願い乗せて飛んで行くよ♪

2015年の朝ドラの主題歌で流行ったAKB48の「365日の紙飛行機」。
最近のJPOPのなかではリズムも歌詞も良くてなかなか好きです。

が、しかし
「人生は紙飛行機」ではなく、
「人生は城」である、
と思っている佐々川です。こんにちは!

 

なぜ人生は城?というのが今回のメインテーマ。
日本人にとって城って身近な存在で、現在の県庁所在地の多くはかつての城下町が
起源になっています。

日本人なら身近で好きな城の1つや2つはすぐに思い浮かびますよね。

 

僕は3~6歳まで熊本市内に住んでいて、幼稚園の遠足や母親に連れられ
何度も訪れた熊本城をよく覚えています。

城に侵入してきた敵の武者を返してしまうことから、「武者返し」と呼ばれている
石垣の上に勇壮で美しい天守が聳(そび)えています。

▼これが熊本城の天守 何度見ても惚れ惚れします

 

 

▼有名な「武者返し」の石垣

難しい事はわからなかったけど、熊本城は幼稚園の僕に強烈なインパクトを
与えたのは間違いありません。

さて、この熊本城を築城したのは誰だかわかりますか?
そう、加藤清正です。

 ▼この人 加藤清正公

 

大河ドラマでは虎之助の愛称で親しまれ、不器用だけど男気のある雰囲気を出していました。

▼2016年の大河ドラマ「真田丸」で清正役を演じた新井浩文さん

 

 

清正公が築城した熊本城ですが、それは天守だけで構成されているのではありません。
幾つもの要素が複雑に組み合わさり、連携され、一つの熊本城として成立しています。

僕はこの連携された城の姿を見ると、なんとなく人生に似ているなと思う事があります。
そこで、
「人生=城」
の視点を導入してみようと思います。

▼現在の熊本城の全体像

 

・堀=学力、教養
まずは堀ですよね。
城において防御の要となる堀は極めて重要で、大阪冬の陣で徳川家康が大阪城の
堀を埋めたのもの、重要性をよくよく認識していたからです。

同様に幼稚園から大学までの学校教育や、成人してからの生涯学習は人生において
核となり、様々な場面で自分を守ってくれます。

 

・領地=生活の基盤
これは敢えていうまでもないですね。

領地から年貢を徴収していたようね、仕事をしたり、ビジネスを起こしたり、投資したりと
何らかの方法で収入を得る必要があります。

 

・二の丸、三の丸=家族
二の丸、三の丸は殿様、殿様の家族、重要な家臣などが住んだり、実際に政治を
行ったりする建物です。
また戦の歳は防衛上の最終拠点にもなりました。

これに該当するのは一緒に生活する家族だと考えています。
ココらへんは理屈ではなく感覚的にわかって頂けるかと。

 

・石垣=マインド、人間性、哲学
熊本城でいうところの「武者返し」。
立派な天守の土台には見事な石垣が必ずあります。

歴史に名を残すヒトや、成功者はやはりしっかりとした考え方をされています。
「おっ、このヒトは流石だな」、「○○さんは違うね」と感じたりするのはその人の土台と
なっている人間性や哲学がしっかりしています。

 

・天守=生き様
これは言わずもがな、ですよね。
戦国大名や城そのモノを象徴するのが天守。
城といえば天守ですし、天守そのものが城と勘違いしている人もいます。

人間の場合、そのヒトの人生を象徴するもの。
どういうヒトなのか、
どんな生活をしているのか、
生き様を表します。
感覚的に一番記憶されるのはこの部分です。

 

・城下町=趣味、性格
どんなに堀、石垣、天守が立派でも城下町が寂れていればイマイチです。
織田信長も楽市・楽座を設けて城下街の活性化を意識していました。

人生でも趣味が少ないヒトより、
多趣味で活動的なヒト、性格がいい人の方が魅力的ですよね。

 

 

この人生を城に例える考え方はオリジナルで、勝手に「築城理論」とよんでいます。
ネーミングセンスはイマイチだけど、まあ良しとして下さい。
(もっと良いのがあれば変更します)

 

この築城理論には一つ重要な要素があって、それは
場所(ロケーション)

清正公は関ヶ原の合戦で熊本(肥後)52万石を頂き、当然ながら熊本を拠点にする
しか方法はありません。

たとえ、「オレ、暑いとこ苦手だから東北辺りがいいな」
と考えていたとしても(多分考えていないと思いますが)、それは出来ません。

しかし、現代の僕らには清正公にもできなかった場所の選択が出来るのです。
より正確には、選択できる人には選択できる時代になってきました。

都会が好きだから東京、
ウィンタースポーツを毎週末したいから長野や北海道、
サーファーになりたいから湘南、親の面倒をみたいから実家の近く、
など自分の希望で場所を選べるのです。

しかも対象は世界中。

 

清正公が那覇に熊本城を作り、サザンビーチでトロピカルジュースを飲んで昼寝をする、
というよう世界も可能という事です。

僕が目指しているのはこういう世界観。

 

ただこれは誰にでも出来る、のではなく
その資格が有る人、その世界を実現する気概のある人のみ可能
という事です。

そしてこのブログのテーマはその世界観の実現方法であり、多くの読者の方や
仲間と一緒に魅力的な城を築き上げたいと思います。

 

また、「魅力的な城」はそれ自体がそのまま「魅力的なビジネス」に直接繋がります。

魅力的な自分の城を作り、そこに大勢の人に来てもらう。
居心地のいい空間(物理的、もしくは仮想的な空間)を提供し、
多くの方に寛いでもらう、楽しんでもらう。

そこで自動販売機のようにそっと商品をおいておけば自然とモノが売れていく。
売り込む事などしないで、その存在だけを提示するだけで勝手に売れていく。

これからのビジネスで大事なのは間違いなくこの視点です。

もしくは魅力的な城の作り方を教える、というビジネスもこれからどんどん
流行ると思います。

前回の記事で失業率50%の時代の話をしましたが、この視点さえあれば暗黒な時代の
波に飲み込まれる事なく、楽々と乗り越える事ができます。

魅力的な城、魅力的な人生そのものは人口知能やロボットには実現出来ませんからね。

 

PS.
2016年の熊本地震では熊本城は深刻な被害を受けてしまいました。
火山国、地震国日本の宿命とはいえ、非常に残念です。

修復は気の遠い話になりますが、自分に出来る応援をしていきます。

みなさんも、熊本に遊びに行ったり、熊本産の農産物や商品があれば応援の
気持ちを込めて積極的に購入して頂けると嬉しいです。

         頑張れ! 熊本!!

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