今、そしてこれからを生きる「あなた」へ

人類の長い歴史のほとんどの期間、地球は平らだと考えられてきました。

地球は平面、かつ円盤状をしており、海をどこまでも進むと、その先は
滝になって奈落の底にまで落ちていくというアレです。

現代の僕らからすると「そんなアホな」的な考えですが、日常生活においては
球体の上で生活をする感覚はなく、地球は平面であるという感覚の方が自然
かもしれません。

しかし、その考えに疑問を持つ学者がいました。

プラトンの弟子であるアリストテレスは離れた場所で見える星と見えない星が
存在する事に気付き、そのことから
「大地はまるいばかりでなく、あまり大きくない球だということも明らかである。
さもなければ、ほんの僅か移動するだけで、それほど早く明らかな相違を
呈するはずがなかろう
として地球球体説を主張しました。

そして、マゼランなど多くの勇敢な船乗りのおかげで地球は丸いという事が
証明されました。

 

それまで常識と思われていた事(地球は平面)が覆され、新たな視点(地球は球体)
を手にする事が出来たのです。

この時、地球を認識する僕らの視点が一歩上の次元に到達し、
思考の抽象度が上がり、
人類のステージは上がりました。

同じような例は他にも存在します。

 

前回お話した「築城理論」ですが、自分の好きな場所に理想の城を建てるかの如く、
自分の人生は自分で自由にデザインしませんか、という事を書きました。

ただ、当然ですが誰にもそういう事ができるわけではありません。

世の中には
「人生をデザインするヒト」、「人生をデザインされるヒト」の2パターンの
ヒトがいますが、多くは後者の「されるヒト」です。

一般的に
「人生をデザインするヒト」=「支配者」
「人生をデザインされるヒト」=「被支配者」
という関係が成立し、少数の「支配者」と多数の「被支配者」というのが
人類の歴史においては常識だったのです。

なぜか?

群れで暮らす人類には群れを統率する優秀なリーダーが必要でした。
秩序を守り、群れを維持する為です。
それは社会が未成熟な時代においては特に重有でした。

リーダーの日々の行動、有事の際の決断で村(この場合のリーダーは村長的存在)の
命運が決まってしまうからです。
要するに村が繁栄するか、絶滅するか。

 

優秀なリーダーは村人に対して的確な指示をして、それを守らせる必要があった。
その力が少しずつ増大し、領主、国王、政治家、社長のような存在に変化し現代にも
受け継がれています。

彼ら(政治家、社長)はその成り立ちの上からも支配者の要素を強く持っていますが、
あからさまにやると現代では社会から反発を受けるのでやり口は巧妙になってきています。

が、本質は変わりません。

 

では、彼ら(政治家、社長)は必要ないのかというとそうではありません。
群れで、社会で暮らす人間には優秀なリーダーは必要だし、DNAレベルで
人間の本質です。

自ら望んで「デザインされる」人生を歩む、選択しているのであればそれは
それでもいいと思います。

自分で能動的に人生をデザインするという生き方にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
それは責任です。

自分の人生は誰のせいにも出来ず全て自己責任である、という事です。
何があっても結果は自分の責任だよという事。
(大人であれば当然の概念だと思うのですが、最近は他責にするヒトが本当に多いい。
「会社が倒産したから仕方ない。オレが悪いんじゃなくて、会社のせいだ」
とかですね。)

じゃあ僕らはどうすればいいのか?

少なくとも、デザインさている状況ではなく、自らデザインしたい、と考えるのであれば
「デザインする」、「デザインできる」という意識をまずは持つべきです。

それがスタートで、じゃあどうすればいいのかという事を考え、
一歩ずつ行動する必要があります。

 

これまでは一部の人にしか許されなかった、というか出来なかった事が
IT、インターネットの発達により誰にでも出来る時代になってきました。

一部の人しか知ることが出来なかった情報が公になり、1人でビジネスを
する事も可能になってきました。

ITの発達、インターネットの登場による恩恵です。

これからは、
「人生をデザインするヒト」=「支配者」
「人生をデザインされるヒト」=「被支配者」
という関係は少しづつ弱体化し、

「コニュニティーをリードする人」=「リーダー」
「コニュニティーで成長する人」=「メンバー」
という新たな関係性が主流になると確信しています。

 

ただ、このパラダイムシフトには膨大なエネルギーを必要とします。
これまでの人類の歴史の大きな転換点であるし、
現時点では世界中の大多数の方が「人生をデザインされるヒト」だからです。

 

少なくとも、
「人生をデザインするヒト」と「人生をデザインされるヒト」が
同じくらいのパワーバランスになる必要があり、

その為にも、僕らはさっさと「人生をデザイン」出来ないといけません。
そうでないと古いパラダイムから抜け出せないからです。

人生をデザインする、デザインされるという世界は踏まえて乗り越え、
別の視点を獲得し、社会全体を俯瞰する。
そう、マゼランが世界一周をして地球は球体であるという視点を手に入れた時と
同様に。

 

僕の目的は二つ
まず、自分の理想の人生を自由にデザインすること。
現在進行形で行動していますが、まだまだ理想の状態ではありません。
会社員として働いていますので、どうしても会社に行動の多くを制約されています。
(ですが、普通の人が考えるよりははるかに自由に出来ています。
それは自分でもビジネスを行っているからです)

そして、
価値観が似ている(少なくとも正反対でない)人のコミュニティーを作り、
そこで多くの人が人生をデザインできるようにリード、サポートすること。

こんな事を書くと綺麗事?と思われるかもしれません。
「みんなどうせ自分の事しか考えてないし」
とか。

ただこれだけは間違いないのは、毎日ニュースになるような出来事の多く、
現代の問題の多くは「人生をデザイン」出来ていない為に起こっているのです。

その最たる例は過労死。
会社に徹底的に人生をデザインされ、死ぬ選択をする程に追い込まれた結果です。
自分で人生をデザインできれば、死ぬ前に会社なんか辞めていたはず。

僕がこのブログを始めたいという考えに至った一番のきっかけです。

派遣社員の方は、派遣先企業、派遣元企業の両方に人生をデザインされています。

学校教育も従順で国に都合の良い国民を育て上げるという要素を多く含んでいます。

 

そんな状況を改善したいと切望しています。

 

どう考えても過労死とかおかしいでしょう。
命より大事なものはないはずなのに、その生命を仕事の為に失ってしまう状況とか
理解が出来ませんし、自分の事ではないとはいえ自分の肝が痛む思いです。

死ぬ選択をするくらいなら、現在の全てをかなぐり捨て、そのパワーをビジネスにぶつけて
みたら必ず自分の人生くらいいくらでもデザインできるようになります。

選択肢がなかった時代に比べるとこの時代、しかも日本に生きている僕らは非常に
ラッキーだと認識すべきです。

 

意識の高い方は既に着実に成長し、ステージを上げ、人生の自由度を上げています。

何も行動しないでいると、何も状況は変わりません。

支配者にとって被支配者の存在は都合がいいのですから、現状を変える邪魔は
することはあっても手助けはしてくれません。

自ら動くしか方法はありません。

そうでなければ、他人の城の石垣をただ積み上げる事を一生強いられる事になります。

 

このブログは
人生をデザインする意思のある方の道標(みちしるべ)
という存在を目指し、日々情報を発信していきます。

一緒に成長しませんか?

 

 

 

 

スポンサードリンク

コメントはこちらにどうぞ♪

このページの先頭へ