僕がNHK嫌いになった理由とは『260円ラーメンと高校生の物語』
どうも、佐々川です。
ここ半年程FXのブログに注力していたのでこっちのブログ記事更新は久しぶりです。
FXの方は頑張った甲斐あって、最近アクセスが物凄い勢いで伸びていて一人喜んでいます。
読んでくれる人がいるから、ブログとか頑張れるんですよ。
久しぶリの”Life Design Guide”で今日は何を書こうかなといろいろ考えた結果、
NHKについて書いてみようと思います。
僕はNHK大嫌い、反HNKの人間です。
なので、
「朝ドラと大河ドラマが無い人生なんて考えられない!!」
そんなNHK大好き派の人はここから先は読まないで下さい。
(たぶん共感してもらえないかと)
高校生の頃、僕は福岡で一人暮らしをしていました。
▼過去記事
『4歳で養子に出され、3畳の部屋での一人暮らし』
その頃の僕は、はっきりいって貧乏でした。
ひたすらにカネがなかった。
昼はほぼ毎日学食のかき揚げうどん。
素うどんより50円は高い150円だけど、
流石に毎日素うどんは恥ずかし過ぎたので、精一杯の見栄で(見栄になってないけど)かき揚げうどんの毎日でした。
食べ盛りの男子高校生の僕は常に腹を空かせていました。
その頃の僕の最大の楽しみは一杯260円の博多ラーメン。
日曜日の昼過ぎ、これを食べるのが楽しみで楽しみで仕方なかった。
260円といえどもしっかりした濃厚豚骨スープで、コクがあって最高の一杯でした。
昼過ぎの人が誰もいない時だと、おかみさんがこっそり替え玉をサービスしてくれたのです。
(「博多に最近いってないけど、今でも260円でやっているのかなぁ。流石に無理かなぁ。」)
当時住んでいた部屋は3畳程の大きさで、
簡素なベットと机だけという、本当に必要最低限の部屋です。
そんなある日、確か土曜日だったかな、悪魔がやってきました。
ドンドンドンドンと扉を叩かれ、出てみると、
NHKを名乗るいかついゴリラのようなおっさんがハイエナのような目つきで立っていました。
「ここ、NHKの契約まだだよね。この書類に記入してくれる」
そんな強気というか、横柄というか、失礼というか、
明らかに僕をガキだと思ってか、上からの目線で契約を迫ってきたのです。
3畳といえど、一応扉があって鍵がかけられたのここも一世帯。
だから、NHKとの契約は必要だ。
高校生でも関係ない、テレビがあれば契約は義務だときたのです。
部屋にはテレビは無いと説明し、帰ってもらうとしたのですが、
運悪く、机の上に見られてはいけないものが。
厳密に言えばですね、一応ポータブルテレビはありました。
でも3インチくらいのチャチなやつですよ。
携帯やスマホで簡単にテレビが見れる時代しか知らない人にはもう過去の異物だと思います。
なんでこんな玩具のようなテレビがあったのかというと、
歌番組、クイズ番組、アニメなんかは我慢出来ても
探偵ナイトスクープだけはどうしても見たかったのです。
ナイトスクープだけは我慢できなかった。
充電式の電池でみていたのですが40分くらいで限界を迎え、
いつも2話目の途中でザサザサザサーっと画面が乱れ、ハイ終了。
それでもナイトスクープを途中までは見れることがとても楽しみだったのです。
こんな玩具のようなテレビを運悪くNHKのゴリラ集金人に見られ、
「これも一応テレビだからね、契約は必要だよ」
そうきたのです。
カネが無くて、常に腹をすかしている高校生にとって、
毎月1260円(地上契約)は大金です。
260円の博多ラーメンを5杯も食べれる。
映りの悪い玩具のようなテレビで1週間に40分だけナイトスクープを見るだけ。
そんな状況なんで、受信料なんて勘弁して欲しいと
ゴリラ集金人にお願いしても、ヤツは放送法をふりかざし
「契約は国民の義務だから」
「高校生で犯罪者になりたいのか」
と脅してきたのです。
NHKは悪魔だと思いました。
それからというもの、
NHKは僕の人生の憎き敵であり、恐らく一生許す事はない相手です。
PS.
この記事書きながら思い出しました。
映りの割るい玩具テレビの映りを良くする裏技があったのです。
まず、アンテナを限界まで(70センチくらい)伸ばします。
そして、そのアンテナを壁に付けると何故か映りが良くなります。
この裏技を発見した時は興奮しましたよ。